ありちぱぶろぐ

自分の好きなことをマイペースに書きます。主におすすめの音楽や曲について書いていければと思っています。

ふーん…?ちょっと…わっかんねぇなぁ…。でも面白い! 映画『TENET テネット』 感想

どうも、ありちぱです。

 

 

今回は映画『TENET テネット』を観たので、感想とかいろいろ書いていこうと思います。(ぼちぼちネタバレありです!)

 

この映画の感想を一言でいうと…

分からん!でも面白れぇ! って感じです。笑

 

元々内容がなかなかに難しい映画ということは知っていたのでしっかり身構えて見始めたんですが、初手のオペラのシーンから若干おいていかれ始めるという。

あーこれテロ?テロか!それで主人公がテロを止める側として…いや違うのか?いやこれ何か違うことやってんな…あぁ捕まった!誰だそいつ。え、裏切り?誰が?なにを?そいつだれ?

 

ここで内容の全理解を涙()の断念。(たぶん始まって10分くらい)

 

その後主人公が任務の内容を教えられ、予告編でよく見てたあの逆再生みたいなやつに触れることに。よしきた!

…お?空のピストルを打ったら弾が補填されて?打ってないのに?

意識?意識したから?あ、逆再生とか行動の巻き戻しとかと同じではない?

ふーんなるほどね……ちょっと分かんねぇかも。

 

状況を何となく把握した主人公さんは与えられた任務を遂行するために誰かさんに連絡を取り、そこで後々一緒に行動することになるパートナーと出会うのですが、

この人ハリーポッターのセドリックやん!

と思って初登場シーンで一人でテンション上がってました。笑

炎のゴブレット好きです。

 

セドリックと合流して目的のブツが保管されている金庫に侵入し、そこで突然現れた全身フルカスタムの男と戦うのですが、相手側だけが逆行している状態で戦闘するもんだから挙動がもうなんのこっちゃ。脳がバグります。

(この後ぬるっとちゃんとしたネタバレ入ります)

 

でもこの時戦っていたのは未来から来た自分だったということが後々の展開で分かったときはそうだったんか!とにやけちゃいました。だからセドリックくんは見逃したのか…納得。

 

その後も任務の達成のために奔走する主人公たち。

「なんで計画がバレているんだ!!」

「キョウゲキ作戦をされた」

…キョウゲキ?あーキョウゲキね。おいしいよね…。

(たぶん挟み撃ちとかの挟撃だと思われる。そんなこともできんのかい。すごすぎるぜ)

 

ラストの攻防戦も未来に情報を取りにいった味方軍が時を遡るように反対向きに走ったり過去と未来からの砲弾がぶち当たった建物が直ってから壊れたりと、もはや考えるのをやめて映像や演出を思わず笑っちゃうくらいに楽しんで観てましたが、最後のセドリック君との別れはちょっと熱くなっちゃいました。

未来側からこの作戦に参加していたが、無事作戦が成功したため現在の時間軸に戻るために時間を逆行する回転扉へと向かうセドリック。しかし作戦の遂行中に命を落としていたことを主人公もセドリック自身も察していた。

あの時あの場所で死んでいたのは彼だったのだと分かり、いろいろと怪しい部分もあった彼を最後まで疑いながらも最終的には彼はただただ優秀な良き協力者だったのだと知り、別れを惜しむ主人公。しかしそんな主人恋とは対象的に「起きたことだ」「しょうがない」と全てを受け入れる様子で爽やかに立ち去っていくセドリック。失敗が目前だった作戦をその身を賭して成功へと繋げ、主人公たちといつもの感じで話しながら自分はもういないと分かっている現在へ戻るためにその場を後にする…いやカッコ良すぎるだろ。

 

ずっと主人公に誰に雇われたかを頑なに言わなかったセドリックが最後の最後にもう一度誰に雇われたのかを聞かれ、「君だよ」。

ここ…良かったな~。

 

 

少し難解な部分がありながらも何だかんだ楽しめたあたり、クリストファー・ノーラン監督ってすごいんだなって。

置いてけぼりにされている瞬間も不思議となぜかちゃんと面白い、すごい映画でした。やっぱり逆再生のように動く生き物や横転した車が戻ってくるなどなど視覚的な面白さとか新鮮さも関係してたと思う。

 

最後まで観てちゃんと満足できた映画でした。良きでした!

 

 

それではまた!